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予測市場とは? 未来を先読む暗号通貨エコノミー

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予測市場というものをご存知でしょうか。

この予測市場を上手く客観的に利用することは未来を見据えるうえで役立つときがあります。

今回はこの予測市場というものについてまとめさせていただきました。

 

 

予測市場(Prediction Market)とは

 

Wikipediaによると、"予測市場とは将来予測をするための先物市場である。"と出てきます。

先物取引とは将来の一定日時に一定の価格で売買することを約束する取引の事です。

例えば1か月後にBTCを130万円で買いますよという人と1か月後に130万円でBTCを売りますよという人がいればこれで取引が成立する。

先物取引には、原油や金属、野菜など実際にあるものの価格推移に基づく、商品先物取引金利や将来の指標などに基づいて取引する金融先物取引とあります。

 

先物取引では将来の価格予想を大勢でした結果が値動きに反映されるのである程度の群衆の予測の統計になります。これをさらに予約の取引ではなく、予測をすることにフォーカスした市場が予測市場というものです。

 

例えば、

1週間後の正午時点でのビットコインの価格は1BTCあたり130万円以上かもしくは130万円未満か、という予測をしたいとします。

これだけでは参加者は本気の予測をせず遊びでなんとなく参加されてしまいますので、予測の際に同時にお金をかけて当たった場合にはそれが増えて、外れた場合にはそれが減る、もしくは没収というようにします。

こうすると参加者は本気の予測を立てるので、その時点での値動きや情報から1週間後の正午に130万円以上である可能性が高い場合には"130万円以上である"という方にベットが集中するでしょう。

さらにここで、"130万円未満である"という方にベットした場合は当選時のオッズ(配当倍率)が高くなるようにします。

すると、いくら130万円以上になるだろうと思えても倍率が低すぎれば期待値マイナスになってしまい、今度は可能性が低くても倍率が高ければ130万円未満に賭けたほうが期待値が高くなってきてしまうので、その確率に応じてベットが分散します。

 

例えば130万円以上だろうという選択肢に集中し過ぎて、130万円以下だった場合のオッズが極端な例ではあるが10倍だったらどうでしょう。だったら130万円以上で有る可能性が高いと思えても賭けても良いかな~と思う筈であり、その行動には期待値が伴う。その結果確率に応じたベットの分散がある程度起きる。

 

これにより大体どれくらいの確率で1週間後の正午に130万円以上であるか

という問題に対する一つの解答を出すことができます。

これが予測市場です。

 

実を言うとこれは投資とギャンブルの境界線のあたりにおり、既にお察しの方もいるかもしれませんが競馬はこの予測市場のスキームによく似ています。

 

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予測市場ブロックチェーン

 

予測市場の話をしたのはもちろんブロックチェーンユースケースの一つとしてあげることができるからです。

ブロックチェーンの高い透明性とコスト削減が容易であるという性質はこの予測市場にも非常にマッチします。これにより、ブロックチェーンを用いた予測市場では精度の比較的高い予想が可能であると言えます。

胴元の取り分が少なかったり、そもそも胴元がいなかったりすればpayoutが高まり、運営が何かインチキをすればすぐにばれるからです。

 

予測市場銘柄として有名な暗号通貨のプロジェクトが2つあります。

それはGnosis(GNO)Augur(REP)です。

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この2つの違いは色々ありますが最も大きな違いは答え合わせの際のその判決方法でしょう。

Gnosisでは特定の人物が答えを判決します。それによりスピーディに結果発表と配当が可能です。その代わりに人為的リスクがあります。

それに対してAugurではREP所有者によって多数決で決められます。これにより結果に関してより分散したプラットフォームになります。その代わりに市場がゴールしてから多数決の結果も待たないといけないので約1か月かかり、配当まで遅れてしまうという欠点があります。

 

REPはCoincheckに上場していますが分散型オンラインカジノと取られる可能性もあり、そういう意味でもちょっと引っかかってるんじゃないかなーとかは思ってます。

 

予測市場の活用

 

予測市場は単なるギャンブルとしても使えますが、有意義な利用をすることもできると言われています。

 

例えば1か月後、BTCがいくらくらいなのかというお題の様子を見れば民衆がどのように感じているのかを具体的な数字で見ることができます。

様々なアンケート結果として見て活用するのも良いでしょう。

 

それだけではなく、実際に参加する場合に保険をかける意味合いで使うこともできます。

例えば、とある取引所が年内に倒産するかどうかというお題があるとします。

そしてその取引所の利用者は倒産されたら困りますが、あえて倒産する方にベットするとしましょう。そうすると倒産した場合には正解になり配当が貰えます。

そうすると倒産時に自分が被害を被った時の保険になります。

 

さらに、こうした保険的意味合いの強いお題では保険需要が高まるので若干ですが倒産しない方にかけると期待値が高くとれる可能性が高いと思います。よって、そこを使ってない人は倒産しない方に賭けるのも良いでしょう。

 

実を言うと先物市場もリスクヘッジに使われたりします。

例えば、和菓子屋さんが小豆が最近どんどん高くなっていって来月も高くなられたら困る...と困っているとしましょう。

その時に和菓子屋さんが先物取引で小豆を買い入れるのです。すると高くなったら仕入れ値が高くなるけど先物取引で利益が出るので相殺、安くなったら取引は損失を出すけどその分安く仕入れられるので相殺と実質的に両建てができるようになり、和菓子を安定して値上げせずに出すことができます。

 

しかし、先物取引では数値の推移があるものの保険しか掛けられません。先物市場ではそうでないものにも保険をかけることができます。

 

将来的には分散型の低コスト保険として様々な活用がされるかもしれません。

 

自分が買おうとしてるICOICO割れするか...とか、SCAMなのか...なんていうお題が合ったら活用したい人も多いのでは?

 

関連サイト

Gnosis公式

Augur公式

 

 

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