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灯篭による仮想通貨にFXに株をハックする投資のあれこれ、ときたま脱線

XRP/Rippleに関する所感

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RIppleやXRPについては初期の販売方法からそのものの優位性、将来性、企業とXRPとの関係性など様々な論点でこれまで幾度となく話題にされてきましたが、今回は投資対象としてのXRPの私の所感を残したいと思います。

 

XRPはあらゆる点でBTCなどの多くの他の暗号通貨と異なります。

例えばブロックチェーンを持っていないこと、PoWでもPoSでもないこと、誰もがノードを建てられるわけではないこと、そして非中央集権ではないことです。

つまり、あらゆる点で暗号通貨の特徴やSatoshi Nakamotoの理念とは対をなしています。

しかし投資対象として見る場合にはそれが暗号通貨であるかどうかや、ブロックチェーンを利用しているのかどうか、コンセンサスアルゴリズムがどうなっているのか等といった部分は大きな問題ではありません。

ブロックチェーンではないものを利用していたとしても、非中央集権だとしてもその仕組みの上で将来的に投じた以上のリターンがあれば投資対象としては優れていると言えるからです。

この際に大事なことはBTCに投じていた方が大きく値上がりしていたとか、ETHに投じた方がより大きなリターンになるだろうということを論じないことです。

リスクのないリターンはないために、大きな利益は得られるがリスクもそれなりにあった場合もあります。また、リスクヘッジをするためのものとしてはそれが最も投資対象として優れているものである必要がないからです。むしろこのように何かに対をなしているものはリスクヘッジに非常に便利です。

他の特に大手銘柄と全く異なる特性を持つからこそリスクヘッジ用としては優れているといえます。

 

但し、ヘッジをかけるために保有するということはそれがメインの投資対象ではないことも同時に意味します。XRPをメインもしくは準メインの投資対象としてポートフォリオに組み込むかどうかを判断する際の超えるべき障壁はRipple社が株式会社であるという点だと思います。

 

株式会社は株主が経営者や役員報酬、配当の有無と額(配当に関しては条件を満たせば取締役会で決めることも可能だが、取締役を決めるのは株主)等様々な事項を決定します。株式会社は株主をより潤沢させるための団体だとも言えるでしょう。よって力関係は株主>会社となります。会社が株主に逆らうことはできません。

そして、株式会社がトークン等を発行した場合、トークンであるかは別としてここではXRPを発行した場合、それは有価証券ではありませんので会社に対して一切の権利はありません。しかし、会社側はXRPに対して大きな影響力をもっているので力関係は

会社>XRP保有者となります。

XRP保有者は会社に逆らうことができず、会社は株主に逆らうことができないので、パワーバランスは

株主>Ripple社>XRP保有

となります(下図参照)。

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つまり、株主はやろうとすればRipple社にXRPを全て売らせてその利益を株式配当にして全部自分のお金にすることもできます。

少なくともそれは一気にはしないよということをアピールするため、毎月決められた量までしかリリースできないようにしていますが、それでもやはり依然XRP保有者は株主に対して圧倒的に不利です。そもそも少しずつ売った方が大きな額の利益確定をできるのであまり意味のないことだとは私は思っています。

 

しかし、不利であることがXRPの価格が上がらないかということはまた少し別の問題になってきます。一見、手っ取り早く株主がXRP保有者から資金を吸い取れば一番簡単なのですが、株主とXRP保有者が利益に関して同じベクトルを向いていれば一緒に進むこともできるでしょう。つまりここで株主がどういう行動を取るかというのが非常に重要になってきます。なので一般に、トラストが必要である。トラストレスではない。と言われるのです。株主がXRP保有者から一方的に利益を吸い上げないと信用することが必要になります。

ではどういった場合に株主とXRP保有者の利益のベクトルが同一方向に向くでしょうか。つまり、XRPの価格が上がると株主が儲かり、XRPの価格が下がると株主が損するでしょうか。

最も現実的な道は株主が同時にXRP保有している状況にすることだと思います。

但し、その場合には当たり前のようにインサイダー取引が行われることになるので依然、"株主>株主ではないXRP保有者" の構図は変わりませんがずっとましにはなるでしょう。RippleやXRPの将来性に関して考えることも非常に大切ですが、投資家として資産を築くためには

Ripple社の株主が誰なのか、どういう持ち株比率なのか、XRP保有しているのか、保有している場合はその会社に規模に対してどの程度保有しているのか

ということを調べることも非常に大切になってくるかと思います。

 

こうして見ると、XRPではなくてRipple株を買う方が理想的です。しかし、Ripple株は公開されていないので一般投資家が購入することはできません。よって私はXRP保有している会社の株もしくはXRPを大量に保有しているRipple社の株を保有している株式を公開している株式会社の株を買う方がベターだと思います。

株式会社は株主のものなので、Ripple社の持ち株比率は間接的にRipple社の持っているXRPのうちの保有率だとも言えます。

例えば550億XRP持っているRipple社の株を10%持っている会社の株を0.0001%持つとしましょう。それは5500XRPとその会社の0.0001%を持っていることと同じです。

さらにXRPが高騰すればRipple社の資産が増えるし、Ripple社が売り払って下落してもRipple社が現金資産を大量に得るので、どちらにしても得です。

その超有利な立ち位置にいる会社といえばおなじみの大企業SBIです。

よって私の考えとしてはXRPがRipple社の株主と共に歩んでいく道もあるとは思いますが、その道が選択されるかというトラストが必要な分のリスクを背負うのであれば、SBI株をポートフォリオに組み込む方がより安定的になるのではないかと思っています。

但し、より安定的というのはローリスクミドルリターンだろうという意味であり、ハイリスクハイリターンを望む場合にはXRPの方がベターでしょう。また、SBI株は3/6現在2400円程、単元株数は100株なので最小24万円程ないと買うことができません。ポートフォリオに組み込む際の配分として24万円以下に収めたい場合にはSBI株は組み込むことができません。

 

この所感に関しましてはあくまで長期投資目線でのものです。 中短期目線で考えるのであれば異なった回答になります。

 

ちなみにですが個人的には昨年夏頃から年末少し前くらいにかけてXRP保有していました。現在XRPもSBI株も殆ど保有していません(XRPは少量だけ持ってます)。