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ZAIFのAirFXってなに?解説と戦い方とおまけに裏技

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2021年2/23 更新 

 

ZAIFで取引してる人ならAirFXという存在に気付いている人も少なくないでしょう。

だけど、

なんか怖い!

お金飛ばされそう!!

と敬遠している人も少なくないように思えます。今回はこのAirFXについて解説します。

 

 

 

AirFXとは

 

ZAIFの説明によると、

AirFXとは現物取引ではないのですが、あたかも現物かのように高いレバレッジで取引ができるため、「AirFight(空中戦) Exchange」の意味で名付けられました。

とあります。

AirFXはZAIFの独自システムを用いたBTCのFXであり、現物取引ではなく無期限先物取引です。

現物取引のBTCとは板が独立しています。

レバレッジは1倍,2倍, 2.5倍, 3倍 4倍から選ぶことができ、取引手数料は無料です。

証拠金維持率30%を下回ると強制ロスカットされます。

さらにその残りの30%分を跳び越すほどのスリッページを起こしても追証は存在しないため入金額以上の損失を出しても請求されることはありません。

証拠金は円はもちろん、BTC, XEM, MONAを証拠金にすることもできます。

つまり100 MONAを元手に2.5倍レバレッジをかけて、250 MONA分を売買するということも可能です。もちろんそれでロスカットされた際にはMONAが持っていかれます。

 

例えば以下の取引ではJPY, BTC, XEM, MONAの全てを証拠金にして取引しています。この場合の損失はJPYから持っていかれます。

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また、利益確定をした場合には下のようにどの証拠金を用いていてもJPYで支払われます。

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AirFXがBTCと似た動きをする仕組み

 

AirFXはBTCと似た動きをしますがあくまでもBTCではありません

では"どうして似た動きをするのか"というところにこのAirFXの醍醐味の一つがありますので解説します。

AirFXでは現物のBTCと乖離していると2時間毎にスワップポイントの支払い及び受け取りが働きます。

 

例えば、

ZAIFの現物のBTCが70万円

AirFXが68万円

だとします。

するとAirFXの方が安くなっており、この場合がロング(買い)ポジションをもっていると最大でポジションの額の0.375%をスワップとして受け取ることができます。

逆にこのAirFXの方が安い状態で、ショート(売り)ポジションを持っていると、スワップとして最大でポジションの額の0.375%を支払うことになります。

これが2時間毎に来ます。2, 4, 6, 8, 10, 12, 14, 16, 18, 20, 22, 24時の偶数の時間になった瞬間の乖離で計算されてその瞬間にポジションを持っていると受け取りもしくは支払いが生じます。

 

これにより、

 

AirFXが安い時はロングを持っている(=乖離を埋める取引)とお金を貰えて、ショート(=乖離を広める取引)を持っているとお金を支払わなければならず、

 

AirFXが高い時はショートを持っている(=乖離を埋める取引)とお金を貰えて、ロング(乖離を広める取引)を持っているとお金を支払わなければならない

 

ことになり、乖離が埋まる方向にポジションを持つことが有利でありそれが乖離を埋める圧力になります。

このようにして、AirFXがBTCに似た動きをするようになっています。

 

0.375%は結構大きいうえ、2時間毎と比較的頻繁に行われます。

レバレッジをかければこのスワップも結構な額になります。

ハイレバレッジはあくまで推奨しませんが、4倍レバレッジの場合は証拠金に対して最大で1.5%のスワップがポジションを持ってるだけで受け取れるわけです。

 

 

正確なスワップの計算方法

先ほどスワップはAirFXと現物BTCの価格の乖離に応じて生まれるように表現しましたが、正確には少々異なります。

少々、数学のお話になりますので、難しいな!と思ったら、

スワップ = 乖離を埋める方向におきる支払い/受取りのお金だ!

という認識でも大きな問題はありませんので読み飛ばしてください。

でももちろんこれを理解していた方が有利なので、利益をもっと取りたい!

という方はぜひお読みください。

 

AirFXのスワップは次の1,2,3の計算式で計算を行い、

常にスワップ

0.375% ≧スワップ ≧ -0.375% であり、

-0.375%以下もしくは0.375%以上の場合はそれぞれ -0.375%、0.375%になります。


1. AirFXの買い板の最高値から10BTC分の買い板加重平均価格価格 > 現物BTCの直近1hのVWAP価格 の場合

  • 買いスワップレート = (1 – 買い板加重平均価格 / 現物直近1hのVWAP)×100
  • 売りスワップレート = (1 – 買い板加重平均価格 / 現物1hのVWAP)×100 ×(-1)


2. 現物BTCの直近1hのVWAP価格>AirFXの売り板の最安値から10BTC分の売り板加重平均価格の場合

  • 買いスワップレート = (1- 売り板加重平均価格 / 現物直近1hのVWAP)×100
  • 売りスワップレート = (1- 売り板加重平均価格 / 現物直近1hのVWAP)×100×(-1)


3. その他の場合

 

 

上記の計算が2h毎に行われそれに基づいてスワップが支払われますが、こう見ると非常にわかりずらいので、もう少しかみ砕いて説明します。

 

(1-買い板加重平均/VWAP)×100と書くので難しく感じますが

 

ようするにAirFXの板の加重平均 : 現物のVWAPの比率がどれくらいかということです。

 

ではその加重平均とVWAPについて次に解説します。

 

例えば、以下のような買い板の場合、

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この71万から70万6600円までの平均はという問いに対して、

(710000+706600)/2

=708300円

と言ってもその数字には何の意味もないですよね?

これは板の厚みが考慮されていなく、単に価格帯の真ん中でしかないからです。

 

例えば、

20円で100 XEM 19円で300 XEM, 18円で280 XEM買った、

じゃあこの取得平均価格は?となったらそれは19円ではありませんよね?

知りたいのは

"XEMがいくら以上なら含み益になっているのか..."

という損益分岐点ですよね?

 

実は投資をする際には価格に対する厚みを考慮した情報が必要になります。

 

それが加重平均価格です。

 

つまり買い板10BTC分の加重平均価格というのは、板の厚みを考慮したその真ん中の価格ということです。

よって買い板の中で上の方に厚みのある板があれば加重平均価格は上がりますし、下の方が厚いのであれば加重平均価格は下がります。

 

次にVWAPです。

VWAPとはVolume Weighted Average Priceの略です。

和訳すると出来高加重平均価格という意味になります。

こちらは板の厚みではなく、出来高を計算に入れた加重平均価格です。

大きな出来高がある価格には重きを置いて、あまり出来高の無い価格は弱く考えたいときに役立ちます。

 

株取引を経験した方ならVWAPは気にする人も一定数いると思いますが、特に日足に対してよく使われます。

日足のVWAPより今の価格が高い場合は、市場では勝ってる人が多いことになりますし、VWAPより今の価格が安い場合は、市場では負けてる人が多いことになります。

 

( 厳密には買ってるポジションを多く持ってる人が少数で多数は負けてるポジションの場合でもVWAPは反応するので正確に"人数"がどちらが多いかの分岐点にはなりませんが、、、)

 

 

ちなみに板の加重平均というのはその瞬間に存在しますが、出来高加重平均は期間の概念が含まれますので、2h毎のスワップ計算の際にはその瞬間の板の加重平均と、直近1時間のVWAPという、瞬間と期間の概念両方が用いられます。

 

そしてその価格の比率がAirFXのスワップになります。

 

簡単に言うと、

 

AirFXのその瞬間、板のどこが厚くて、

直近1hで現物BTCがどこでたくさん取引されたか、

の2つの価格の乖離がスワップになります。

 

よって厳密には現在の双方の価格の乖離では無いのです。

 

AirFXで安全に取引するために

 

AirFXではレバレッジが高く設定できるので、しばしばロスカットされる人がおり、それにより現物と大きな乖離が開くことがあります。

まず、ハイレバレッジは絶対にお勧めできません。

 

次の画像のように、価格と量を入力するとロスカットラインの予想も計算して教えてくれます。

1倍なら21万円あたりとかなり下までおちないとロスカットされないので、ロスカ連鎖が起きてもおそらく巻き込まれません。

 

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下の画像のように時折ロスカによる髭が伸びることがありますが、1倍のときのロスカラインにはどれも到底及ばないものです。

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もちろんそれでも理論上起こり得ますが、珍しい現象でしょう。

 

レバレッジを1倍より高くするにしても必ず表示されるロスカットラインを見て、そこまで到達する可能性をしっかり考慮にいれて取引しましょう。

 

尚、1倍以外は総じてお勧めできませんが、2.5倍なら私もすることはたまにあります。

 

スワップは作れる??

 

ちょっとおまけのコーナーです。

 

もしかしたら 

あれ、これスワップって作れるんじゃね??

と気付いた方もいるでしょう。

現物のVWAPを操作することはほとんど不可能です。

 

しかしAirFXの2時間毎のその瞬間の板の厚みだけなら...??

ましてや10 BTC分しか見られないのであれば...???

 

 

ちなみに直近の1h足のロウソクが長い場合は、その分VWAPも今の価格と乖離するので、スワップは生まれやすくなってます。

 

スワップをコントロールする人によって乖離方向から予測できる方向とは反対方向にスワップがつくこともあります。そのような動きにはご注意ください。

 

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レバレッジは最大125倍までで選択可能です。

 

また、BTCはもちろんその他様々な銘柄の無期限先物取引が可能であり、その選択肢の豊富さも魅力です。

 

スワップは8時間毎とAirFXより少なく、画面上に常に次のスワップ時間までのカウントダウンとその時の予想スワップポイントが表示されています。

本人確認は不要なのでメールアドレスだけですぐに登録できます。

 

わからない方がいらっしゃいましたらTwitterでDMいただければ解説いたしますのでお気軽にお問合せくださいませ。

 

ちなみにですが、もちろん追証は無しのゼロカットありです!入金額以上の損失になることはありません。 

 

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関連サイト

ZAIF

Binance Future

 

 

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