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HBCとキャプテン制度に関する解説と個人的意見

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HBTC取引所とBluhelixクラウドシステム、HBTC Chainの3つの事業を持つBluehelix group発行のHBCはそれぞれの事業のネイティブトークンです。

これを保有することでそれぞれの事業への投資家としてその利益を共有することができます。

2021年 2月8日にHBTCキャプテンによる投票によりHBCトークンモデル2.0が97%の賛成票により可決され、HBCに新たなトークンモデルが適用されました。

以下に新トークンモデルでのHBCとキャプテンに関する解説と個人的な意見を述べます。尚、本記事内の個人的意見はHBTCの見解とは全く関係のないものであることをご理解ください。

 

HBCの仕組み

HBTCは取引所の手数料利益とBluehelixクラウドシステムによる利益の100%を持って、四半期ごとにHBCを市場から買戻し(Buy-back)します。その内、80%をバーンし、20%を500 HBC保有でなることができるHBTCキャプテンへ報酬として配布します。

20%のキャプテン報酬のうち15%はキャプテンのパフォーマンス(後述)に応じて配布し、5%はキャプテン全員で均等に分配します。

 

個人的意見

株式でいうところのPERの概念を持ち込んだ斬新な旧モデルは面白かったですが、トークンモデル2.0の施行までのHBCの買戻しシステムは非常に複雑で難しいものでした。

これを80%をバーン、20%を500 HBC以上の保有者へ配布というシンプルな仕組みに変更したことはとてもキャッチーで賛同できます。

また、以前はBluehelix Cloudシステムの利益からの買戻しの80%(HBTCからの利益は10%)を充てていたところが100%になったところで実は買戻し予算がこっそり増えていることも注目すべき点です。

ブロックチェーン業界をこれまで見てきた中でも、ここまで極端にデフレさせていくことは珍しいのですが、以前はキャプテン報酬があまりにも高かったため、この部分が削られたものとなります。この点では1キャプテンとしては複雑な気持ちです。コミュニティ全体の総意としては大きなインカムゲイン(配当収入)よりも大きなキャピタルゲイン(値上がり益)が選ばれたというかたちになります。

これにより、HBCは3 USDTほどから最高値を大幅に更新して一気に9 USDTまで上昇し、まさに"価格"へとシフトしたことが伺えます。

以前までのキャプテンは1000 HBC保有が必要でしたが、2000 HBCを持っていたとしても報酬が倍になるというわけではありませんでした。キャピタルゲインへのシフトは持っているほどに利益が出るので、大量保有者やノード運営者には大幅な利益向上となります。

また、一つの覚悟の表明でしょうか、トークンモデル2.0の施行前にはHBC保有者で含み損がある方全員に希望する場合、平均購入額+6%の価格でHBTCが全て買い取るというイベントもありました。

 

HBTCキャプテンとパフォーマンスについて

HBTCでKYCレベル2の本人確認を完了し、アカウント上で500 HBC保有するとHBTCキャプテンという称号を獲得することができます。HBTC取引所とBluehelixクラウドシステムの事業利益の20%がキャプテンへと配布されます。20%のうち、15%は四半期ごとのパフォーマンスによって比例分配され、残りの5%はキャプテン全員で均等に分配されます。

また、有効なキャプテンであるためには四半期ごとに100 USDT以上のパフォーマンスが必要になります。四半期ごとのパフォーマンスが100 USDTを下回る場合、キャプテン報酬の対象外となります。

キャプテン報酬は自動的にアカウント内でロックされます。HBTCにて1 USDT相当の取引手数料を支払うごとに1 USDT分がアンロックされ売却できるようになります。

アカウント内の保有HBC数が500 HBCを下回ると自動的にキャプテン辞任となり、ロック中の報酬は消滅します。

 

パフォーマンスとは:

パフォーマンスとはキャプテンのHBTC取引所への貢献度をUSDT換算で数値化したものです。

以下の3つが主なパフォーマンスの内容となります。

1. 自身で支払う取引手数料 - コミッション

2. 紹介した方が支払う取引手数料 - コミッション

3. 紹介したキャプテンの四半期ごとのパフォーマンスの5%

 

また、その他紹介した方(要KYCレベル2の本人確認)が、1000 USDT以上の取引を行うと30 USDT、紹介した方の報酬の20%、キャプテンによる提案が採用された場合には150 USDT相当のパフォーマンスが加算されます。

 

個人的意見

この部分が今回、キャピタルゲインにシフトするにあたり削られた部分です。

アンロックが支払い取引手数料に比例するので、実質的には取引手数料キャッシュバックチケットと言うこともできるでしょう。ここが以前と異なる部分であり97%の賛成票に対する3%の反対意見はこの部分に集約していたものと思われます。非常に大きかったキャプテン報酬が手数料還元というかたちに変更されました。1000 HBC保有という条件が500 HBC保有に緩和されたことにより、キャプテンになるハードルが下がって1人当たりの報酬が激減することも危惧されていましたが、HBC自体があっという間にそれ以上値上がりしたのでハードルはむしろ上がったと言えます。

これからのキャプテンはキャプテン報酬をメインに考えるよりも値上がりへの期待をメインに考え、値上がりの恩恵を受けようと保有してみたら勝手にキャプテンになってて取引手数料が安くなったという感覚で良いのかも知れません。

私のトークンモデル2.0施行までの個人的なキャプテン報酬は約900 HBCでしたが、一瞬で最高値を大幅に更新してそれ以上の含み益になったことを考えても、ガンガンバーンしていくことによる継続的なデフレを考えても、この方が運用益としては結果的に大きく出るのかもしれません。

ただ、値動きというのは常に不安定なものですから、この点で好みが分かれるだろうことは想像に易いです。

 

キャプテン報酬以外のキャプテンの特典

キャプテンはキャプテン報酬以外にも様々な特典を受けることができます。

1. 招待コミッションの増額: 招待コミッションがSpot(現物)取引手数料の40% + Contract(先物)取引手数料の30%となります。

*キャプテンでない方の招待コミッションはSpot取引手数料の30%となり、Contract取引手数料からはコミッションが発生しません。

 

2. VIP1の取引手数料適用

HBTCは取引量が多いユーザーへ取引手数料の割引をおこなっています。

取引量は割と高めなのですがキャプテンになるとそれだけで、VIP1の取引手数料が適用されます。

Spot取引ではMaker FeeとTaker Feeが0.1%から0.09%

Contract取引では Maker Feeが0.02%から無料になります。

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3. HBCステーキング報酬

現在開発が進んでいるHBTC ChainというパブリックチェーンではHBC保有によるステーキングが予定されています。詳細については未発表です。

 

4. VIPサービス

キャプテンの方向けのオフラインイベント(新型コロナウイルスの蔓延のため見合わせ中)や、祝日などでのプレゼントが計画されています。

 

個人的意見

これらは基本的には旧ルールからの据え置きです。コミッションが大きめであること、Contract取引でのコミッションも発生するようになることから、フォロワーやコミュニティのある方には魅力的かもしれません。某大手他社でも取引所トーク保有で40%にコミッションが上昇するというところもありますが、それに必要な取引所トークンの高額さを考えるとハードルも割安です。

取引手数料部分はおそらく私が一番キャプテンとして恩恵を受けている部分です。0.09%の取引手数料で現物取引できるだけでも十分魅力的です。さらに先物取引したいときには手数料無料で取引できるわけですから、とても助かっています。

HBC Chainに関しては現在テストネット段階であり、dPoSでのガバナンスシステムとしてノードが選出されたところです。クロスチェーンなDEXの開発も発表されていますが、詳細についてはまだまだ不明な点が多く、期待部分となります。ステーキング報酬がキャプテン報酬の取引手数料還元化の反対意見に対するアンサーとなってくれることを望みます。

 

VIPサービスについてですが、直近ですとお正月にお年玉の配布があったりしました。これまでにHBTCオリジナルの月餅やTシャツのプレゼントなどの候補も上がっています。"VIPユーザーへの日頃の貢献のお礼"という認識で近いと思います。

 

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