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灯篭による仮想通貨にFXに株をハックする投資のあれこれ、ときたま脱線

<新情報満載>OVOのCEO LEOさんに直撃インタビューしてみた!


OVOのCEOであるLEOさんにインタビューすることに成功しました。

OVOのヘビーユーザーである私がOVOに関して気になっていること、今後のことを沢山聞いてみましたので是非ご覧ください。

新情報も...満載です!

OVOはこちら⇩

OVO設立の経緯について

灯篭:OVOの斬新なアイデアはどういったきっかけもしくはどういった目的で生まれたのでしょうか。

 

LEO:OVOは去年の7月にリリースしました。

NFTは去年までほとんど注目されていませんでしたが、ブロックチェーン業界は長いので、NFTには昔から注目してきました。Crypto Kittiesの頃からNFTの存在は把握していたと思います。

 

一般的なNFTは

・大量のNFTを運営が所有し、自己売買を行い取引高を稼ぐ

・サザンビーズなどのオークションに出品する

・オークションでの落札価格より低い値段で販売する

といった3段階でマーケティングされ、その過程でバブルが生まれ、加熱します。

 

OVOは、トークンエコノミーとアートを組み合わせて、例えそのユーザーが投機目的で参加していたのだとしても、OVOで楽しい時間を過ごせるようにしたいということを意識しています。

合成や図鑑機能はプロジェクト側にとってリターンは殆どないものですが、ユーザーが楽しいと感じるエコノミーを構築するために作っています。合成や図鑑、様々なIPコンテンツで他のマーケットプレイスとの差別化を図ります。

 

芸能人やアーティストの間ではNFTにしたら売れるという幻想があるように見えますが、結果的に売れないNFTが多いですよね。

 

灯篭:売れるNFTになるためには、Web3技術への理解や敬意が必要だったりしますよね。

例えば、CryptoPunksを見てドット絵に高い値段が...と言う人を見ますが、実際にはERC-721ができる以前にERC-20をいじって今流行ってるスタイルのNFTを産み出したことなど歴史的な価値が芸術に含まれていると思われます。売れたものは何故売れたのか、なぜNFT/ブロックチェーンなのかなどが無視されて失敗しがちですよね笑

 

私が1プレイヤーとしてCOGやにゃっちーずを触っている感想として、ゲーム画面はなくとも、OVOで遊んでいるとどこのBCGよりも「ゲーム」していると感じます。

 

これまでのBCGは多くの場合エコノミーがポンジスキーム状態になっている。一方で、OVOは合成やマイニングなどで楽しめるのはもちろん、例えば先日小室哲哉さんをはじめとした豪華なアーティストの方々とコラボレーションして販売したFlucutusのNFTで既存のOVOユーザーやWeb3の方ではない外の市場へリーチしていたりしていて、しっかりポンジになっていないところが結構好きです。新たなIPコンテンツを生んだり巻き込んだりするたびに新たな層へリーチできるのはOVOの強みですよね。

分散型ガチャシステムについて

灯篭:以前AMAで、ガチャシステムを将来的にパブリック/パーミッションレスにすると話していましたよね?

 

LEO:はい、分散型のガチャシステムの研究をしています。

灯篭:Ethereumの乱数生成プログラムは状況を再現することで乱数を計算で導き出すことが可能だったりするため、難しい部分もありますよね。

 

LEO:はいその通りで、みんなが思ってるほどランダムにNFTを排出することは簡単ではありません。誰も乱数を予測できないアルゴリズムが必要なのです。

 

灯篭:現状のOpenseaなどでできるのはNFTの発行と販売、オークションくらいなので完成したらNFT業界で革新的なプロダクトになりますね。きっと需要ありますよ。NFTクリエイターでもジェネラティブNFTのようなものが流行ってるのはわかってるが、そのコントラクトを構築する技術力が無く仕方なくOpenseaで一つ一つ発行して販売している人は少なくありません。個人だけでなくサードパーティのBCGでもそれを利用することで開発コストを抑えることができるはずなので、幅広い需要があると思います。

 

LEO:まさに。コンポーザビリティ(構築可能性)を考慮したガチャシステムを様々なシミュレーションをしながら作成しているので、設計に時間がかかってしまっています。

にゃっちーず第4弾からは■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■ でのNFT発行を考えています。コンポーザビリティも重視して構築していきたい。仮の構想だが、様々なゲームで攻撃力や防御力、経験値などキャラクターのステータスを成長させることができ、ステータス自体に価値があるようにすることを一つの案として考えたりしてます。

余談ですが、第3弾は「地球侵略」というテーマのシリーズなのにジェネシスNFT交換券の絵柄で「レンジャー負けてるじゃん!」ってみんな言うけど、第4弾で蘇るんです!!!ストーリーもお楽しみに!

今はこうやって一歩ずつ開発を進めています。

Matrixworldでもアバターを利用できるようにしたいと思ってます。

OVOが開発中のメタバース「MetaArtia」について

灯篭メタバースはどこも開発に時間かかってますね。ブロックチェーンEXPO春で結構出来上がっているのを拝見しました。OVOのMetaArtiaの開発スピードに驚いています。他のメタバースに追いつくのでは?

 

LEOメタバースのグラフィックを作ること自体はそこまで難しくないが、メタバースでの取引や行動をオンチェーンにすることが難しくて、まだまだ時間がかかりそうです。

 

灯篭:NFTやガチャシステムなどもあるのに幅広く色々開発されていて、素晴らしいですね!

合成時に得られるTシャツNFTと★4のカードを持つことで獲得できるにゃっちーずアバターは今回限定のものですか?

 

LEO:あれは今回限定でのものです。今後はOVOのマスコットキャラクターのフクロウをモチーフにしたアバターなど、また別のアバターが登場します。

そして、それらをMartixworldなど別のメタバースでも使用できるようにしたいと考えています。

最後の一撃とWindvaneでの第3弾にゃっちーずガチャについて

灯篭トランザクションを解析したところ、どうもKucoinアルティメットコレクションNFTを獲得するに必要な9つのコラボNFTの1つである「最後の一撃」というカードがまだ1枚も排出されていないようです。さらに、BNBが高騰して、0.12 BNBというガチャを回す価格が法定通貨建てで高くなってしまっています。しかも、カウントダウンはもうすぐ終わりそうなのですがどうなるのでしょうか?

 

LEO:Windvane(KucoinによるNFTマーケットプレイス)はまだ新しいプラットフォームなのでBNBでの販売にしか対応していませんでした。システム上今後価格の修正や割引は難しいので、キャッシュバックというかたちで還元することで調整しています。

WindvaneのシステムはOVOのものと大きく異なります。また、できあがったばかりのプラットフォームで認知度も低いのでKucoinでもAMAなどの認知活動を行います。

カウントダウンに関してはWindvaneの仕様上必ず最大1ヵ月で設けなけらばいけなかったものなので、表示されていますが、カウントダウン終了後もWindvaneでのガチャ販売は続きます。

 

灯篭:え、カウントダウン終了したらWindvaneの方のNFTがバーンされたりなど無くなるのかと思っていました!それならまだ出てない最後の一撃が出ないまま販売終了になってしまう恐れもないですね。

そうなると、WindvaneでのガチャはOVOでのガチャで第三弾が完売してから、回るようになりそうですね。

すると、賞金の条件になっている「完売」というのは?

 

※図鑑機能により、にゃっちーず第3弾では特定のNFTを集めることで特別なNFTと交換することが可能になっており、一部の特別なNFTを手に入れるとにゃっちーず第3弾完売時に賞金がでるようになっている。

 

LEO:世界征服チケットの賞金配布における完売の条件はOVOでのガチャが完売したとき、KucoinアルティメットNFT獲得での賞金はWindvaneでのガチャが完売時に配布するという条件になってます。

また、Kucoinは欧米のユーザーも多いので、欧米ユーザーの参入にも期待しています。

 

※指定の★4カード5枚を持っていると★5カード「世界征服チケット」と交換できる。世界征服チケットを持っている人に第3弾ガチャ完売時に77,777ドルが分配される。

※指定のKucoinコラボカードを9枚持っていると、KucoinアルティメットNFT「いざ、カーニバルへ」と交換でき、これを持っているとWindvaneのジェネシスNFTがもらえたり、Windvaneでの取引手数料が無料になったり、ガチャ販売収益の分配など様々な特典を楽しむことができる。

 

灯篭:なるほど!

OVOトークンについて

灯篭:ガチャを回したり市場から買ったりしたNFTを合成して★3以上のNFTを手に入れ、それを使ってOVOトークンをマイニングする事が目的のゲーム性ですが、そのゴールになっているOVOトークン自体の像があまり見えていないという状態があり、OVOトークンに関する疑問を非常に頻繁に見かけます。OVOトークン自体のユーティリティやユースケースにはどのようなものがあるのでしょうか?

 

LEO:OVOトークンはガバナンストークンであり、ユーティリティも持つトークンになります。手数料支払いやSTの購入、ガチャを回すときに使用(一定のOVOトークンをステーキングしてからNFTマイニングする仕組みを構想中)でき、メタバース内でも通貨としてOVOトークンが利用できるようにしたいと考えています。

OVOトークンを使ってガチャを回して、それで得たNFTはOVOトークンをステーキングするとマイニングにセットできる。NFTマイニングにより、OVOトークンを獲得できるので、OVOエコノミーでOVOトークンが循環する。これまでのBUSDでの販売に比べて、エコノミーがもっと循環する仕組みにしたいのです。

その他にも■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■など、様々な使い道を考えています。マイニング開始前には沢山のユーティリティを公表する予定です。

 

灯篭:ユーティリティトークン+ガバナンストークンの機能があるようですね。OVO好きだなぁ!

最近のBCGはユーティリティトークンとガバナンストークンを分けて、ガバナンストークンを安売りするケースが多いので、ガバナンストークンにしっかりユーティリティを組み込む考え方は好きです。

 

LEO:一般的なユーザーはガバナンスに参加する気がないですよね。だからガバナンスに参加できるだけのトークンには価値が無いと思います。

そして、一般的なガバナンストークンでは大量にトークンを持っている人の発言権が大きくなりすぎます。これではガバナンスが偏りすぎてしまうのでボイスクレジットという2次投票システムの採用を考えています。

 

灯篭:OVOトークンには様々なユーティリティがありそうですね。OVOトークン自体の価値はどのようにつくりますか?利用時に一部バーンしたりとかですか?

 

LEO:バーンシステムは導入しません。最大供給量が決まっているなかで様々なユーティリティを用意することで、ユーザーの増加とともにOVOトークンを保有する人が増えると考えています。現在は、トークンを発行する前の、基礎的な構造をしっかりと構築しています。多様なユーティリティを用意することで、トークノミクスをしっかり作り込んでから発行したいと考えています。

 

灯篭:なるほど、ステーキングの部分でOVOトークンをロックすることになるのでユーザーが増えることで流通量も自然に絞られることになりそうですね。あとは供給スピードをBitcoinみたいに少しずつ落とすこととかも考えていますか?

 

LEO:それもアイデアの一つとして考えています。

ほとんどのトークンは、上場時が一番高いまたは、一度PUMPされて落ち着いたらもう二度と上がらない。それをなんとかしたい。

 

灯篭:そうですね。上場ゴールになってしまうトークンは非常に多いです。さらにトークン価格が落ちることでAPYを維持するために配布量を増やしてさらにインフレーションに拍車がかかるようなことも散見されます。このあたりをどう対策していくかは個人的に楽しみにしています。

MetaArtiaとゲームについて

灯篭:MetaArtiaではゲームもでてくるのですか?

 

LEOメタバースは新しいSNSであり、ゲームの導入も考えています。

メタバースで様々なことができるようにしたいですね。そして、メタバースはDAOで支えたいです。例えば午前中はメタバースでみんなで会話していたけど、午後は撃ち合うみたいなこともできるかもしれない。

 

灯篭:なるほど、時々メタバース内ゲームでの新しい仕様として、PUBGや荒野行動のような多人数参加型のTPSで参加時に料金を払い、勝ち進むと賞金が貰えるようなスタイルもホワイトペーパーで時折見かけます。メタバースとゲームとトークンエコノミーの組み合わせは面白いですよね。

Avalancheとの提携について

灯篭:Avalancheとの提携について伺います。最近Avalancheと提携しましたが、これは将来的にOVOがAvalancheに対応することを示唆するものなのでしょうか?

 

LEO:まず、Avalacheとは資本提携の関係にあります。Avalancheは日本市場を開拓したいと考えていて、その際に協力します。OVOトークン発行時にも何かしらの協力をしてもらいたいと考えています。

 

灯篭:なるほど、どちらかというとビジネスやマーケティング面での協力ですね。Avalanche上にOVOトークンがブリッジできるようになることもあるかも?しれないですね笑

 

LEO:そうですね、もしかしたらですが笑

にゃっちーず第4弾について

灯篭:第3弾の完売までは少し時間がかかりそうですが、にゃっちーず第4弾のリリースには結構時間がかかりそうですか?

 

LEO:第3弾完売前に販売を開始することもできると思う。第4弾もしっかり開発を行っています。

 

灯篭:にゃっちーずのジェネシスNFTについて気になっていました。にゃっちーずではNFTをバーンするシステムがあるのでCOGと同じく★1を毎日生成するような仕組みは現実的に難しいと思うのですが、COGのジェネシスNFTと同じシステムを採用するのでしょうか?

 

※COGとはCuty Owl Girlsの略。日本の人気NFTクリエイターおにぎりまん氏とOVOのコラボレーションで生まれたNFTシリーズ。ジェネシスNFTを持っているとトレジャリーに★1のNFTがある限り、★1のNFTを毎日1つ獲得できる。★1を5枚トレジャリーに戻す(=合成)と★2が1つ手に入るのだが、★1を合成するメリットが弱く、現状常に★1がトレジャリーに無く、工夫しないとジェネシスNFTを使って★1を獲得することができなくなっている。


LEO:にゃっちーずのジェネシスNFTはCOGのものとは全く異なる仕組みになります。COGでは現在合成が滞ってるのでこちらも合成のインセンティブを作って改善する必要があると考えています。マイニングが始まれば★3以上を持っているとOVOトークンが手に入るようになるため、合成のインセンティブになるとは思いますが。

 

灯篭:そうですね、ちょうど最近Discordコミュニティ内にcog-daoというチャンネルができてそこでの議論や投票が今ちょうど熱くなっていますね!COGのエコシステムは個人的にとても好きなので、COGの改善とマイニング機能もとても楽しみにしています。