Airdropで稼ぐ際の注意

airdropで遊ぶ際の注意点を今回はまとめます。

そもそもAirdropとは

airdropとは直訳すると空中投下ですが、仮想通貨の世界では無料配布を意味します。

新しいプロジェクトは広く認知されるために発行する仮想通貨を無料配布することがあります。これがairdropです。

有名どころだと、XEMは最初約1600人へのairdropから始まりました。当時の配布を受けた人でホールドし続けた人は超莫大な利益を得ています。このような莫大な利益になるairdropをこれから狙うことはかなり厳しいですが数万円になるくらいであれば時々、数百円～数千円であればしょっちゅうあります。

ただし、airdropには一定数詐欺が紛れ込んでいるのも確かです。airdropを安全に受けるための注意を以下にまとめます。

1.秘密鍵を絶対に渡さない

時折、秘密鍵を求めてくるairdropが存在します。そのようなプロジェクトは99%詐欺と言っても過言ではないでしょう。秘密鍵を渡すということは通帳とパスワードを渡すようなもので、その中身を好きなように動かせることを意味します。もしあなたがETHの残高のあるウォレットの秘密鍵を渡してしまった場合そのETHは盗まれる可能性は非常に高いです。万が一渡してしまった場合は急いで他のウォレットへ中身をすべて移しましょう。それでも秘密鍵を渡して応募したいという方は必ず専用の新たなウォレットを用意しましょう。

2.取引所などで使っているメールアドレスやパスワードを絶対に使わない

メールアドレスとパスワードはgmailなどのフリーアドレスで構わないので必ずairdrop専用のものを用意しましょう。取引所では2段階認証してるから大丈夫と慢心する方もいらっしゃいますが、2段階認証の突破口もないわけではなく、取引所などのログインのヒントを与えてしまうと残高を盗まれる可能性があります。

3.ツイッターアカウントはなるべく専用のものを作る

ツイッターアカウントを乗っ取られたところで何か盗難にあう可能性は低いですが、乗っ取られる可能性があります。airdropを受ける際には多くの場合様々な条件が提示されますが、その中で関連ツイートやリツイート、フォローというものがあったりします。これらによりフォロワーに目障りな情報が流れる可能性があるのでairdrop用のツイッターアカウントを用意することを進めます。airdrop専用のメールアドレスでアカウントを作れば便利です。

4.個人情報を入力しない

これは言わなくてもする人はいないとは思いますが、基本的に本名や電話番号などの情報はairdropするうえで本来不要です。これを尋ねてくるということはSCAM(=詐欺)の可能性があります。気を付けましょう。ただし最近は減りましたが有能なプロジェクトでも1人が何度も応募しないように本人確認を求める場合は稀にあります。

この場合は自己責任の上でしっかり考えましょう。

5.フィッシングサイトに気を付ける

airdropではBinanceで配布するからこちらのURLからBinanceにログインしてくれといったような詐欺が稀にあります。しかしそのリンク先のページがフィッシングサイトの場合ログインするために必要な情報が盗まれてしまいます。そうならないようにリンク先でログインが必要な場合は普段からログインしているページを経由しましょう。

6.TelegramやDiscordなどでの知らない人からのDMに気を付ける

これはairdropに参加してなくてもよくあるのですが、TelegramやDiscordなどで急に知らない人から急にDMが来ることがあります。どのような詐欺が蔓延しているか知るために私はいちいちリアクションしてあげていますが、経験上これで詐欺でないことは一度もありません。取引所のサポートと称してくる場合もありますが、取引所のサポートが直接DMしてくることはありません。絶対に知らない人からのDMは信用しないようにしましょう。

とここまで6つの注意点を喚起しましたが、それでも新しい方法での詐欺を試みてくることはあるかもしれません。airdropで遊ぶ際には各々が気を付けて、airdropで楽しく儲けましょう！

専用ウォレットを用意するとさらにセキュリティは上がりますが、そこに送金用のETHを送る手数料がもったいないなあという方も少なからずいると思います。

そういう場合にはFaucetを是非ご利用してみましょう！

Faucetとは一定時間ごとにアクセスすることで仮想通貨をもらえるサービスです。これで送金手数料用の少額を調達するとさらにリスクは減るかなと思います。