本記事は2023年11月24日にCrypto Hirobaにて行った『オプション取引勉強会~オプション取引の戦略まとめ編①~』で使用した資料を記事化して、オプション取引を解説するものです。
プットオプションとは?ヘッジとしてのオプション?編
オプションの売りポジション編
オプション取引の戦略まとめ
オプションは複数持つことで現物や先物などの
他市場に比べて遥かに多様な戦略を組むことが可能!
例:
コールの買い+プットの買い、コールの買い+コールの売り…etc
これまでの勉強会の内容の組み合わせになるので、コールオプションやプットオプションの買い/売りに不安がある人は当ブログの他の記事を復習してみよう!🔥
戦略まとめ
以下、各戦略の名称を暗記すること自体は本質的ではないため、その必要はないと思います!(主観
コール買+プット買①(ロングストラングル)
ストライクプライスはコール<プット
⇨大きく上がるか下がるかすると利益が出るポジションになる。
例えば、ETF承認されるの結果がもうすぐ出る、裁判の結果が来週出る、などその結果がどちらかはわからないけど、上か下かどちらかには大きく動きそうというときに特に有効
コール買+プット買②(ロングストラドル)
ストライクプライスはコール=プット
⇨ロングストラングルに似た性質を持つ。どちらかに少し動いてくれれば利益が出始める。
損失のエリアを狭めている分だけ、オプションの取得コストがロングストラングルと比較すると高くなっていることが多いはず。
コール売+プット売①(ショートストラングル)
ストライクプライスはプット<コール
⇨ボラティリティが無い場合に利益が出るポジション。
コール売+プット売②(ショートストラドル)
ストライクプライスはプット=コール
⇨ショートストラングルに似た性質を持つ。
利益の幅を狭めている分、実際にその範囲に値動きが収まればその分利益が大きくなるはず。
まとめ
オプション取引はコールの買い/売り、プットの買い/売りと4種類のポジションが存在することで組み合わせ次第で先物取引などの他のデリバティブ商品に比べて遥かに柔軟で多彩な戦略を持つことができます。
特に、どちらかはわからないけどどちらかには動きそう...という場面は暗号資産ではよくあるので、是非ロングストラングル(コール買い+プット買い)は頭の片隅に入れておきましょう!
オプション取引勉強会は毎月2回Crypto Hirobaにて21:00より生配信しております。
参加者の皆様には毎回0.1 ETH分のオプションが配布されていますので是非お気軽に遊びに来てください!
提供:Coincall様